DXを加速させるERP改革の第一歩
【実施の背景】
DX(デジタルトランスフォーメーション)を掲げる企業が増える一方で、その根幹を担うERP(基幹業務システム)の老朽化や複雑化が、推進の障壁となっていました。 「ERPはあるけれど活用できていない」「全社視点での統合ができていない」―― そのような状態から、DXは進みません。

課題
- ERP導入から年月が経ち、現場の業務とシステムの乖離が発生していた
- 各部門ごとに独自ルールや運用が存在し、全社的なデータ統合が困難
- DX推進チームが「現場に入り込めない」状態で、改革が表層的になっていた
解決策
業務とERPの“現状棚卸し”から着手
- ERPを「刷新する」ではなく、「使いこなす」視点で、現場業務とERPのマッピングを実施
- ムダ、属人性、重複を“見える化”することで、改革の「着手点」が明確に
全社連携を前提としたプロジェクト設計
- 部門別最適から脱却し、業務・IT・経営が横串で連携するためのステアリング体制を構築
- ERPは単なる業務ツールではなく、「変革のインフラ」として再定義
DX推進チームの現場伴走
- 現場ヒアリング、業務フロー改善提案、ベンダー調整まで一貫して支援
- プロジェクトを“進めるチーム”から、“成果を出すチーム”へと再構築
【特別な取り組み】
- 改善内容を小単位で区切り、スモールサクセスの積み上げ型DXを実現
- ERP刷新に向けたロードマップを策定し、「変える部分・変えない部分」を明確化
- DX施策を単なるIT導入で終わらせず、業務・組織・意識改革まで広げる支援を提供
ERPは、企業の血流のようなもの。その流れが滞れば、DXという“筋力”も発揮できません。ジー・ブーンは、DXを見据えたERP活用・再設計を通じて、本質的な業務変革を支援します。